ファラフェル(ファラーフェル)
Posted on 3月 28th, 2008 in イスラエル | Comments Off
ファラフェルもしくはファラーフェル(アラビア語: فلافل ( falaafil! ?) ヘブライ語: פלאפל、英語: Falafel)はヒヨコマメまたはソラマメから作ったコロッケのような中東の食べ物。
水にもどしてから磨り潰したひよこ豆かそら豆、またはその二つを混ぜたものにパセリやコリアンダーと様々なスパイスを混ぜ丸めて揚げる。
アレクサンドリアを除くエジプトではそら豆で作るものを「タアメイヤ(アラビア語: طعمية ta`amiyya)」と呼ぶ。
欧米ではイスラエル式のひよこ豆のファラーフェルが最もよく知られているため、しばしばイスラエルの食べ物と認識されるが、エジプトから東地中海沿岸、アラビア半島南部、イランまで広い地域で愛されている食べ物である。
エジプトではそら豆のみ、シリア、レバノン、イラクではそら豆とひよこ豆半分ずつ、パレスティナ地方やイェメンではひよこ豆のみで作ることが多い。
そら豆を入れた方がファラーフェルがしっとりするという。
火を通してつぶしたじゃがいも、ブルグール、溶き卵を加えることもあり、イーストを加えてふっくらと揚げることもある。
イスラエル建国当時、国外からの移民が集中した時、イスラエル国内では深刻な肉不足が起こり、安価で蛋白質が豊富なファラーフェルは国民の貴重な蛋白源となった。
イラクやクルディスタンからの移民の中には先天的にグルコース6リン酸デヒドロゲナーゼ欠陥を持つ者が多く、そら豆の入ったファラーフェルを食べてソラマメ中毒を起こし、死にいたることもあったため、イスラエルではそら豆のファラーフェルは作られなくなった。
ファラーフェル(タアメイヤ)はエジプトの国民食でもあり、一日のうちいつでも食べられる。コプト教徒の間では、コプト正教の祝日(特に四旬節)にはファラーフェルを大量に作って友人や近隣の住民に配る習慣がある。
シリア、レバノンなどの地域では、ホブズ・マルクーク(خبز مرقوق)またはホブズ・アル=ジャバル(خبز الجبل)と呼ばれる直径30センチほどの薄いナン状のパンにトマト、イタリアンパセリ、赤カブやキュウリの漬物などを細かく切って散らし、これもまたざっと砕いたファラーフェルを散らしてソースをかけ、くるくると巻いて食べる。
イスラエルではピタパンにトマト・キュウリ・フムスを挟み、タヒーナ(胡麻ペースト)のソース、あるいはマヨネーズをかけてサンドイッチ状にして食べることがある。ユダヤ人もアラブ人(パレスチナ人)も同じようにして食べる。